Kさん

第二事業部

2018年 正社員入社 本社チケットセンター配属

2019 音楽ホールチケットセンターへ異動

新卒で入社。社風に魅力を感じて。

――Kさんはどうして第二事業部を志望されたんですか?

実はもともとヴォートルという会社の存在は知っていました。レセプショニストや楽屋口の方を見かけたことがあって、佇まいが美しく、丁寧で落ち着いた対応をされる方々だという印象を持っていましたね。

就職活動をしていた際、ヴォートルにチケット販売のセクションもあることを知って、ちょうど学生時代にチケット販売のアルバイトをしていたこともあり、経験を活かせると思って志望しました。

社長のメッセージや社是を拝見した際、私が持っていた印象とマッチしていて、嘘のない会社だと思ったこと、実際に面接でお話しする中でも、前述のような会社の色を心地良く感じたので、入社を決めました。


――これまでの業務経歴を聞かせてください

入社後、本社チケットセンターへ配属され、約1年間、票券管理を中心に担当しました。その間に大規模なコンサート運営も参加させてもらいました。

その後現在の音楽ホールチケットセンターへ異動になり、チケットセンター業務と友の会事務局業務を担当しています。

チケットセンターって、電話対応のイメージが強いのですが、対面での接客ももちろんあるし、公演の登録作業をする際に様々なご主催ともやりとりをするんですね。
私は人見知りなのですが、業務を通して少しずつコミュニケーション力が鍛えられてきたように感じています。

――コンサートの運営に関わったのはどうでしたか?

取引先の大事なコンサートでしたので、お席の割り振りや発送作業、普段接しないVIPへの接客など、緊張しましたが、これまでにない経験ができました。第一事業部とも連携をして仕事をしたので、視野が広がりましたし、それを楽しめる自分にも気づけました。

――チケットセンター業務のやりがいは?

チケット購入後、「公演日が楽しみだ」と言ってお帰りになるお客様の顔を見たとき。未来の楽しみを購入するということは、とても特別なことだと思っています。日常を頑張る理由になったり、生きる糧になるものですよね。その瞬間に立ち会って、お手伝いができることは、幸せですね。

当日より良い体験をしてもらえるよう、お客様からご希望を引き出し、それぞれに合ったお席をご案内することは重要だと思っています。


――お客様の想いを汲み取ってご案内をしていくんですね。

初めてご来場される方や、席にこだわりの無い方の接客が、特に難しいですね。どんな目的で公演にいらっしゃるのかによって、見え方や聴こえ方、座席の位置等、どこを重要視するのかが決まるので、会話をしながら見えないニーズを引き出していくイメージです。
公演終了後、カウンターにいらして、感想やお礼を言ってくださる方もいらっしゃるんですよ。スタッフとして当然のことをしたまでですが、やっぱり嬉しいです。

――今後の目標はありますか?

なるべく現場の実務から手を放し、視野を広げて仕事をするようにしたいと思っています。シフト管理・新規採用に関わる機会をいただいているので、今ある現場を回していくことだけでなく、長期的な考え方や収支等、会社の利益に関わる仕事ができるようになりたいです。


それから、なるべく簡潔に、かつしっかりと情報を伝えるには、どのような言い回しをしたら良いか、難しいところだと感じています。

急いでいるお客様に対し、嫌な印象を与えずいかにオペレーターのペースに巻き込むような話し方をするかとか。まだまだ語彙力に自信がないので、類語や言い換えを勉強中です。


――Kさんが考える「ヴォートル」ってどんな会社ですか?

雇用形態・事業部を問わず、全員が接客のプロだと思います。また、皆さん日頃からお客様との接し方、話し方を工夫している方たちなので、社内でのコミュニケーションも穏やかに感じますね。


入社してしばらくたって業務でミスをしてしまったことがありました。上司は、ただ叱るのではなく、「どういう手順でやったのか」「なぜ間違えてしまったのか」落ち着いて、経緯を確認してくれました。

相手がなぜそう考えたのか?まず背景や事情を慮る姿勢を見せてくださったことで、仕事をする上での思いやりの大切さを学びました


――受け止めてもらえることで、またチャレンジしようとも思えますよね。

そうですね。

どんな場面でも、想像力を働かせて相手の気持ちを理解することが大切ですね。
スタッフの指導をする立場になって、あのときの経験を忘れないようにしようと思っています。


――正社員を目指す応募者に一言、お願いします。

第二事業部の仕事の面白いところは、最初から最後まで、お客様の声が聴けることです。公演の当日だけではなく、半年、1年前から、お客様と気持ちを共有し、ご主催やホールの方と協働します。

また、公演が1から作り上げられて当日を迎えるまでにどれだけの方々が関わっていたのか、実際に働いてみないとわからなかった様々な仕事との出会いがあります。ご主催や、出演者、事務所の方、ステージマネージャー、音響、照明、舞台、清掃、物販…人と人の間にたって調整をする、そんな気持ちをもって入ってくださると嬉しいです。